日本の企業では、伝統的に新規学卒者に的を絞った求人活動を行っています。3月の卒業と同時に、あらかじめ決めていた会社に入社するという形が、新卒の扱いになります。卒業してから就職活動をして会社に入った、という場合は、たとえ3ヶ月後であっても既卒としての扱いを受けるのです。それほどまでして、企業はなぜ新卒に固執するのでしょうか。

いろんな理由が考えられますが、ひとつは、学校を出たばかりで、他の会社のカラーに染まっていない側面を重要視する、という点があります。他の会社で正規社員として働いたことがないので、いわば真っ白な状態です。自社の独自の色に染めていくことが難しくはありません。企業として持っている文化を継承していく上で、学校をでたばかりの若い人間は、そういった意味でも歓迎されるのです。

また、学校を出た直後のフレッシュな人間は、既存の会社の社員にも大きな影響をもたらします。すでに会社組織を知っている人間には求めることのできない感性を持っているからです。ですから、多くの企業は新卒者にターゲットを絞っての求人活動を展開しているのです。求人する企業としては、従来は、就職専門雑誌への広告掲載の形で、広報活動を行っていました。

ただ、それですと、費用があまりにも高額であって、採用人数の少ない小企業には、大きな負担であったのは、否定できません。昨今は、ネットが発達し、新卒紹介をビジネスとする会社が多くなってきました。ネットでの新卒紹介サイトですと、費用面でもかなり安価なコストで済みます。中には、成功報酬制をとるサイトもありますので、一人頭の採用コストは採用人数の少ない会社でも割高になることはありません。

このようなメリットが評価されて、ネットでの新卒紹介サイトが隆盛を極めているのです。

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